ファーストレベルにいく事になると、施設にもよりますが授業料に約14〜20万円の費用が発生します。
そして、それだけではありません。
参考図書として看護協会出版会の『看護管理学習テキスト』の購入をオススメされます。
このテキスト、結論から言うと
買う必要はありません。
僕は当初全て買うつもりでしたが、ヘルスケアと組織管理論を購入した段階で以降は要らないと判断しました。
今回は、「看護管理学習テキスト」を買わなくていいと思う理由。をお伝えしたいと思います。
理由その1:高い。
シンプルに高い。
これです↓
すべて買うと
23,450円!!
これだけあればファースト修了記念で少し贅沢ができますよね。
一応、看護管理テキストが一番安かったのはAmazonでした。
販売ページはこちらです↓
理由その2:講義で使わない。
講師の先生は自作のスライドを作って配ります。
スライドに沿って進み、テキストとの連動はほぼありませんでした。
また、講師の中にはレポート評価者もいます。自分の講義内容が感じ取れるレポートの方が読みやすく好感触だと思います。
理由その3:内容は各理論の【もくじ集】です。
テキストでは、それぞれの教科で管理の理論や手法が解説されています。
しかし、1つの理論についやしているのは数ページ、それはもう紹介程度です。当然、各理論のベースにはもっと多くの情報があります。実際にある理論を使ってレポートを書こうとすると、専門書籍を見たり文献検索をして情報を集める必要があります。
また、このテキストは他の文献を引用参考して出来ているので、自分のレポートに引用する時は「又借り」になる事もあります。
理由その4:特に「別巻:資料集」は不要。
資料集の中身です(Amazonから)
もろもろ、ネットで検索すれば出てきます。師長室になら一冊あっても良さそうレベルで、少なくとも受講生が個人で買う必要はないと思います。
本当に必要なのは、これらの「資料集」よりも「How to 本」です。
↓以下はファーストの最終レポートである看護管理実践計画書を作成する手順書です。こちらの方が持っておくべきだと言えます。
看護管理テキストはお金があるなら持ってても良いかも
でも、図書館にも置いてあるからファーストのためだけに買うのはお勧めしない
受講を終えて感じた「看護管理学習テキスト」より必要なもの
僕はこの「看護管理学習テキスト」を2冊買いましたが、ほとんど使用する事はありませんでした。それでも全教科をA判定で終える事が出来たのは、事前に文章の書き方について準備していたからだと考えています。
ファーストのレポートでは文字制限(1000〜1500文字程度)があり、事象や理論を深く掘り下げるには字数的に余裕がありません。なので、文章が評価基準を満たす論理的な構成であれば低評価にはならないと感じました。
事前に
- 「レポートの書き方」系の本を読む。
- 本を参考にして指定された文字数で可能なレポートの骨組みを作る。
- 骨組みに要素を書き分けながら聴講する。
を実行すれば、帰宅して取り組むより遥かに効率的になります。
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