最近の浴槽は保温性能がすごいです
残業して夜遅くに帰ってきてもお風呂は暖かいまま
築30年の実家はもちろん、マイホーム購入前の賃貸の浴槽とは全く違います
寒い冬にあらためて実感していますが感覚だけじゃ物足りないので実験して調べてみました!
結果は驚愕の・・・
きっかけは実家のリフォーム
こんにちは、なーさんです
僕は新築3年目のマイホームに暮らしています
先日父からリフォームの相談を受けました
ある日のこと、父から電話が
こんど家をリファームするんだが
何にこだわったら良い?
僕は即答で
風呂!!昔と全然違うよ!ずっと暖かい!
どこ会社の風呂がいいんだ?
そう言われると分からないな
ちょっと待ってて、調べて教えるから
こうして各社の浴槽の違いを調べ、ついでに自分の家の浴槽で保温性能の実験をすることに
魅力的なリフォーム事例を多数公開中【リショップナビ】でお見積り現代の浴槽の構造、ふたが大事!
現代の浴槽は保温性能を高めるため多重構造になっています
周囲を断熱材で囲まれているため、温度が逃げず、外気の影響を受けにくい構造です
また、ふたにも注目です
現代の浴槽はフタまでがセットです、保温材の入ったふたで密閉することで360°完全な保温が可能になります
※細部の違いはあれど各社とも断熱材で囲む構造は同じです
各社の浴槽 公表データで比較
各社で保温機能の呼び名は違います
各社の保温機能の名称と性能
会社名 | 保温機能の名称 | 保温性能 |
LIXIL | サーモバスS | 4時間後の温度変化2.5°以内 |
TOTO | 魔法びん浴槽 | 4時間後の温度変化2.5°以内 |
タカラスタンダード | パーフェクト保温 | 4時間後の温度変化2.5°以内 |
パナソニック | 保温浴槽 Ⅰ・Ⅱ | Ⅰは4時間後の温度変化2.5°以内 Ⅱは5.5時間経っても温度変化は2.5°以内 |
各社の性能を比べてみた結果、見事に同じ文言で『40°のお湯の4時間後の温度変化は2.5°以内』と記載されていました。
どういうことか調べてみるとJIS規格で『高断熱浴槽』の基準がありました
高断熱浴槽のJIS基準
ユニットバス周囲温度10℃、浴槽湯量は深さ70%、断熱ふろふたを閉めたままの状態で4時間後の温度低下が2.5℃以下。
各社この基準はクリアしていますよ、ということですね
調べた中ではパナソニックの保温浴槽Ⅱが唯一5.5時間後も2.5°以内の温度変化を保っていました
断熱材の性能も日進月歩ということでしょう
我が家の浴槽 リクシル サーモバスSで実験
条件
外気温4°、浴室内10°
浴槽300Lの7割程度に40°のお湯で開始
21時〜翌1時の4時間
計測は水銀計(アナログー!)
実験スタート
エコキュートの設定通り40°でたきあがりました
ここから4時間の経過をみていきます
1時間後
1時間後は浴槽に泡がついてました
まだまだ40°付近、これからです
2時間後
少し下がってきましたね、39°
1時間毎に私がフタを開けたりしてるから冷えやすいかも?
3時間後
あと1時間で0.5°に抑えられるか?
ついに4時間後、結果は?
ついに4時間が経過しました、沈んでいる温度計を引きあげます
いきますよ!
38.5°、なんと公表データ通り!!開始40°から−2.5°、、、、、
38.5°、まさに公表データ通り!!
びっくりしました、正直35°ぐらいだろうと思ってたので
というのも、実験中に気温は下がり終了時の浴室温度は8°でした。
そして、計測のため1時間毎にフタを開けていたのでフタの効果が減弱したと思います
これはカタログ以上の結果という事でしょうか?
ただ、我が家の浴槽は容量が大きいのでカタログの157Lよりお湯は多かったと思います
多い分温度が下がりにくかったのかもしれませんが、この結果には大満足
いつも暖かいとは思ってましたが、こんなにしっかりと保温できているとは、、
高断熱浴槽の売りは、この保温機能によって追い焚きが少なくて済むということもあります
なんでも↓これだけの節約効果があるとか
今回の実験でそれも納得できました
とりあえず現代の技術はありがたいです
これをもって実験は終了です
実家のリフォームを考えている父にも自信を持ってオススメできます
まとめ
- 各社『高断熱浴槽』の機能は横並び
- 我が家の『リクシルサーモバスS』では40°を4時間放置で変化はわずか−2.5°
- これから長年にわたって節約効果が期待できる
また、浴室の設備は他にも
- ひんやりしない床素材
- お掃除が楽な汚れにくい素材
- 浴室乾燥機、暖房
などがあります
今後レビューしていきますので、これから住宅を購入する方やリフォームを検討している方に参考にしてもらえればうれしいです
魅力的なリフォーム事例を多数公開中【リショップナビ】でお見積り