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中堅看護師の5つのストレスとその対策【3年目からは要注意!】

中堅看護師が感じるストレス
なーさん
なーさん

ども、看護師歴12年「中堅を抜けつつある中堅看護師」のなーさんです。

今回は『中堅看護師のツラさ』と『ストレスをためない働き方』について投稿します。

一般的な定義として、中堅とは卒後3年目〜15年目の看護師を言います。

まだ中堅じゃない!って人も、先々に必ず感じることなのでぜひ一読ください。

\今回の記事はこういった方に向けて書いています/
  • 3年目になって中堅と言われるようになった
  • 仕事はひととおり覚えたけど、これからどうなる?
  • 中堅看護師の離職理由を知りたい
  • 離職せずに続けるためのコツは?
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新人をぬけるとそこは『中堅』だった。

看護師と言えば

一番辛いのは新人時代でしょ?

と思っている方も多いでしょう。

実際に1〜2年目の新人時代にかかるストレスはハンパじゃないです。それは間違いありません。

しかし、中堅時代からは新人時代とは違ったストレスがあなたを待ち構えています。

ちょっとは休ませてよ

って思いますよね。でも、現実は息つく暇も与えてくれません。これは、新人時代に引き続き、第2のリアリティショックと言えます。

このリアリティショックの有効な対策は「先に知っておくこと」

これから、中堅看護師が感じるストレスについて説明していきます。

\リアリティショック についておさらい/

中堅看護師の5つのツラさ

中堅看護師が抱えるツラさは以下の5つ。

  • やりがい不足
  • 負担の増加
  • 自信の喪失
  • 配置転換
  • 働く理由がない

順に説明します。

1:やりがい不足〜やりたい看護とのズレ〜

毎日仕事をしていると、ふと「なんで働いているんだっけ?」となる瞬間が訪れます。

バリバリ働く姿に憧れて頑張った新人時代には考えもしないことですが、実際に仕事になれてくると”仕事の本質的な意味”に悩むことになり

やりたかった看護とは違うような・・・。

というように、いそがしくて忘れていた「理想の姿」とのギャップに苦しめられます。

そりゃこんなツイートも見かけます

理想との不一致を修正できないツラい時期

まさに「がんじがらめ」

中堅時代は「やりたい看護と自分のキャリアに悩み始める時期」

「就職した所がやりたい看護ができる場所じゃなかった」ということが多々あり、そこで看護師としての時間を消費すること自体がストレスになります。

問題はそう気づいてもなかなか身動きがとれない人が多いこと。

まだ◯年しか経ってないし、ここで頑張るべき。。

と思ってしまいます。

この理由は『新人指導』や『委員会』など、今の職場での与えられた役割が足かせになっていることが多く、ひと通りの役割を終えるまで我慢する人が多数派です。

2:負担・労働環境の悪化

中堅になると、こんなに仕事が増えます

  • リーダー業務
  • 新人指導
  • 病棟の係
  • 委員会活動

正確に言えば「これが本来の仕事量」ということになりますが、段々と増えていく負担に慣れるまではストレスが大きいものです。

なーさん
なーさん

こういった役割を与えられるのが嫌で転職を繰り返している知人がいます。少しズルいけど、ある意味では正しい行動なんでしょうね。

3:自己効力感がもてない

中堅になるとより高いレベルの仕事を求められます。

新人時代は褒められていたことも、中堅になれば「できるのが当たり前」で、たまの失敗はさらし上げを受けます。

専門職である私たちにとって同僚や先輩の評価は何より大切です。実際にはずっと成長してきたのに、評価が不足していると自信がなくなり辞めたいと思うようになります。

私の存在価値はなにかしら?

そんな悩みがつきまといます

こんなツイートもありました。勉強を続けているだけで凄いんですけどね。。

4:希望していない配置転換

看護師の仕事について回る『部署異動』は、中堅にとって大きなストレス源です。

希望した移動なら良いものの、まったく行きたくなかったような部署に飛ばされることがあり

近くで良い求人が出てたし、いっそ辞めようかしら

となるのが普通です。

元の部署では心地よい立場を手に入れていたのに、異動の人間関係はゴチャゴチャ。

さらに、新人のような扱いを受けるなど、同じストレスなら給料の良い病院へ転職しようという人もいます。

5:働く理由がない

これは職場よりも「プライベートな変化」が理由になります。

例えば結婚。

当たり前のことですが、大半の人の働く理由は「お金」です。

でも、稼ぎの良いパートナーと結婚して金銭面に余裕ができたり、他の稼ぎで生活ができるようになったら働く理由はもうありません。

看護師は一般的に高収入と言われていますが、それは『激務』の対価であり、長年のカラダへの影響を考えると辞めるのが正解です。

ストレスをためない3つの働き方

ストレスを感じる人に共通する特徴は「まじめ」なことです。

それ自体は良いことですが、メンタルを壊してしまっては本末転倒。自分を大切にしましょう。

1:割り切る

ここで仏教、ブッダの話をします。

なんでブッダの話?

それは、ブッダが「心の平穏(悟り)」に到達した偉人だからです。

ブッダは苦しいとか、ストレスの大元は『自分の思い込み』にあることに気付きました。

つまり「こうあるべきだ!」という思考そのものが私たちを苦しめているのです。

なので、「過剰な期待」など、何かへの執着を捨てて割り切れば、心はふわっと軽くなります。

【割り切り方】人に期待せず、自分にも期待しない

執着とは、過度な期待です。出来ないことは割り切ります。

特に『人間関係』では相手への過剰な信頼は危険。

よくあるのはこんな感じ

  • 信頼してた先輩が最近冷たい。
  • あの人の仕事がテキトー過ぎて嫌になる。
  • 師長さんは分かってくれない!

すべて勝手な期待が生んだ失望です。先輩にしろテキトーな人も、ものすご〜く悪いことしてきた訳でもないなら誰も傷つく必要はありません

自分への期待も危険

仕事を覚えて「自分ならできる」とか思ってしまうのは超危険。

目標が高いのは良いことですが、出来なかった時の落ち込みは不要。割り切って生きましょう。

私は今後も自分らしく働くために管理者も検討しファーストレベルに行きました。

》》》ファーストレベルに行って良かったこと

2:選択肢をもつ

「知らない」と迷う。

知らないことは不安の入り口です

情報収集なしで患者をみることほど怖いものはありません。よね?

将来への選択肢(情報)を持っていることは”心の余裕”につながります。

特に、悩んでいるときは視野が狭くなっている状態です。その視野のなかで堂々巡りしてしまいストレスがかかり続けます。

なので

辛いけど頑張るべきなんだ。

と、視野を狭くするのではなくて

ここがダメなら違う所でも働ける!

ぐらいの気持ちが、ちょうど良いのです。

》》》将来への不安があるなら行動するべき理由

具体的には

なーさん
なーさん

僕は近くの病院の条件を常に情報収集しています。

今の病院に不満はありませんが、他の病院の情報を持っていると気持ちが軽くなるんです。

近くの病院すべてを『未来の就職先』として見て、自分に選択肢を与えています。

知人や転職サイトを使って、以下の情報を常に確認するようにしました。

一見すると辞める準備のようですが、心の余裕が生まれるので辞めなくて済んでいます。割とおすすめ。

  • 給料
  • 福利厚生
  • 施設の経営状況
  • 離職率

良い病院も人手に困ったときには求人サイトに一瞬だけ姿を表す。なのでネットサーフィンのように、いくつかのサイトで見ています。

情報収集目的とだけ伝えて、かかってくる電話は基本的に無視しています。

職場を選べるのは看護師の強み、転職サイトに利用されず、使いこなすべきです。

いつも使う情報収集用サイト/

気になる職場の生の情報満載 看護師転職サイト『ナースJJ』

3:表出する

ストレスをため込まないようにしても、いつの間にか溜まります。なので、溜まったものを外に出す習慣が大切。

趣味のある人なら、まずその時間を作りましょう。「忙しくて出来ない」ではなく「趣味だけの時間」を作れるかが分かれ目です。

私の場合はこのブログが「アウトプット」として役に立っています。日記を書くのは精神的にとても良いのでオススメ。

おわりに

あらためて、看護師ってなんとも忙しい職業なんだろうと思いました。

やっと新人を脱出したらすぐに中堅のポジションに苦しむ。

私もいわゆる「中堅看護師の悩み」に苦しめらたくちです。ネットや本で、ストレスをためない生き方を模索して、結局は「割り切り」だな。と思っています。

あくまでも「一定の真面目さ」をもって割り切る。

曖昧な言い方ですがこれが一番のようです。

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