管理者の本でおすすめはどれ?
看護管理者にとって必要な知識や能力は多岐にわたり….
- 勤怠管理
- ポジティブマネジメント
- ファシリテーション能力
- 医療経済への知識や感覚
- コンピテンシーモデルの理解
- 概念化能力の獲得 などなど、たくさん…
看護管理においても書籍化が進んだ現在、これらは”ほぼほぼ”読んで学ぶことができます。もちろん、実際の経験の中から獲得するものも大切ですが、基礎の知識がないことには学びの効果は得られませんよね。
と言うことで、今回は看護管理について学べる本や雑誌を目的別に紹介します。
ファーストレベルのレポートでは各種の概念や理論を元ネタにすることもあったので、これらの本が役に立ちました。
働き方改革時代の労務管理がわかる
管理者の仕事は労務管理。たとえ師長でなくても基本的な知識とデータベースは持っておきたい所です。この本は現場で良くある事例から労務管理を学ぶことができます。
ちなみに、看護協会の働き方改革ページはこちらです
ファシリテーションの機会が増える
ファシリテーションとは、会議等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理、合意形成や相互理解をサポートする役割です。
管理職になると病棟会や委員会でこの役割が求められます。会議のように短時間でなくても長期的に病棟をまとめるためには必須のスキルだと言えます。
明るい組織づくりにポジティブマネジメント第2版
看護はチームワークであり、ギスギスした人間関係は百害あって一利なし。
では、どうすれば忙しい病棟でポジティブで働きやすい空気をつくれるのか?この本を読めばそのノウハウが実践できるようになります。
雑誌『看護管理』『ナーシングビジネス』『看護展望』
看護管理をテーマにした雑誌は複数あります。
購読の場合は、Fujisanという雑誌専門のサイトが割引もありオススメです。
気になるワード(リーダーシップとか)をバックナンバーから探すと特集されたものが見つかります。
看護管理|医学書院
ナーシングビジネス|メディカ出版
看護展望|メジカルフレンド
コンピテンシー・モデル事例集
今流行のコンピテンシーです。管理者になると”身近なコンピテンシー事例”を課題レポートで出されることも多く、この本ではその書き方を確認できます。
看護管理者のための概念化スキル入門
現場で起きる複数の問題が、実は一つの問題によって引き起こされていた!本質的な問題を解決すると複数のトラブルが解決した。そんな経験はありませんか?
抽象と概念を意識すれば、現場の問題を効率的に解決できるかもしれません。そんな本です。