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レポート『部署の課題とその根拠を述べよ 』の考え方・書き方の例

こんにちは、看護師なーさんです。今回は、当ブログへの”お問合せ”でよくある質問

「課題とその根拠を述べよ」の

レポートの考え方・書き方を教えてください

について投稿します。

「お問合せ」はページの最下部にあります。気になることがあればドンドン投稿してください。返信が必要な内容であればメールで個別にお返事しています。

「実際に出されたレポートのお題」を教えていただければ、今後の投稿の参考にさせていただきます。

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『部署の課題とその根拠を述べよ』はファースト頻出のお題

2020年1月にファースト体験記として始めたこのブログ。過去の自分と同じように、看護管理者講習を受ける方への情報提供になればと思って開設しました。

今では月間数万人の方々が訪れるようになり、受講真っ只中や、受講を迷っている方からお問合せを頂くことが増えてきました(ゆっくりですが返信しています)。

その中で多くの方が困っていたのが 今回のテーマ「課題が見つからない」「〇〇が課題だと思うけど根拠をレポート展開できない」です。それぞれ表現は異なりますが、共通して言えるのは大体この2つのようです。

管理者のやるべきことが「自部署の課題を見つけて対処すること」なので、この”課題”については管理者教習(ファースト)でずっと問われ続けます。

なーさん
なーさん

てか、うちは全科目これでした

「問題と課題」については今までの投稿でも触れてきたのですが、改めて投稿します。

「課題」は抽出するもの、「課題の根拠」はその過程のこと

『部署の課題とその根拠を述べよ』がテーマの場合、問われているのは2つ。「課題」と「その課題を導き出した根拠」です。

あなたの部署のやるべきことって何?

なんでそう考えたの?

て感じ。

課題とは「問題解決にむけてやるべきこと」ですので、その前に正しい理想像や現状分析が必要になります。「理想」「現実」「問題」の要素があって初めて抽出されるのです。

看護管理 課題が抽出される過程
本来、課題は最後にわかる

レポートで求められるのは「理想」「現状」⇨「問題」から論理的に抽出された「課題」とその過程です。

現実では課題(やるべきこと)が先に頭に思い浮かぶことも多々ありますが、それをレポートにするなら、前提となる3つの要素を見つめ直しましょう(図を書きましょう)。

必ず頭が整理されますし、違った問題や課題が見えてくるかもしれません。

『部署の課題とその根拠を述べよ』のレポートの型・骨組み

なーさん
なーさん

すごいザックリですが型はこうします。

  1. はじめに「課題」を伝える(先に内容が分かれば読みやすい)。
    例:自部署の課題は〇〇である、これからその根拠を述べる
  2. 「テーマの理想・目標」を述べる
    文献や目標とする他部署の数値などから引用参考にする
  3. しかし、自部署は〇〇な「現状」である
    客観的な声(アンケート)や数値を使う
  4. このままだと(もしくは現在)、〇〇などの「問題」がある
  5. よって、自部署の課題は〇〇である(念押し)

問われている『課題と根拠』が明確に伝わるように最初と最後にも配置(1.2)。途中(2.3.4)がその根拠を論理的に展開する部分。これで課題とその根拠のみの骨組みです。

以上です。また追加します。

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