「問題」と「課題」の違いについて

管理職✏️ファーストレベル

両者の違いを明確にしないとレポートは書けない

ファースト教育機関の募集要項をいくつか調べてみました

「自己の役割から考える、所属部署の問題と課題

「自部署における職場の問題や課題に対し、あなたの立ち位置での取り組みの状況と学びを具体的に述べなさい」

といったように、今年も自部署の「問題」と「課題」が選考レポートのお題になっていました。

これは、前投稿でも記載したように

ファーストレベルの最終レポート=看護管理実践計画書であり

その看護管理実践計画書の書き出しには、現状把握からの「問題」と「課題」が必須だからです。

そのため、受講生の選定を目的とした選考レポートでは、現状が具体的に見えていて「問題」と「課題」を使い分けれているか?かが問われます。

また、一部「受講動機を述べよ」「身体抑制を減らすために必要な対策を述べよ」と言った変わり種のお題もありました。こういったお題に対しても、「問題」「課題」を使い分けることができれば要点をおさえた文章となり、教員へのアピールになります。

「問題」は理想と現状のギャップ




                                    新人離職率を例にとると、理想は「離職率が低い状態」ですが、現状は「離職率が高い状態」です。

ここに、理想と現状のギャップがあり、“離職率が高い”といった問題が発生しています。

 

 

「課題」は問題解決のためにとるべき対策(行動)

「問題」を分析すると幾つかの原因と要因に分けられます

それらを解決するための対策が課題です。

例えば、新人離職率を向上させるための課題としては、①新人研修の充実②指導者へのコーチング・アサーションの研修を実施する。などが考えられます。

2つはファーストの期間中 常に問われる

ファーストレベル受講を希望してから修了するまで、ずっとこの2つの言葉がつきまといました。

初めの募集レポートに始まり、各5教科でも「ヘルスケアにおける自部署の問題点と課題を述べよ」といったように問われ続け耳にタコ状態。

聞きたくありませーん

初めにしっかりと図にしておいて、見直しながら進むことをおすすめします。

【手間味噌】僕が行ったレポート全体の構成について

自分の例で恐縮ですが、全体の構成を書いておきます。

簡単に言うと、ファースト受講動機となった大テーマ(問題)に対して、大テーマを解決するような要素を各5教科のレポートで解決しました。

ファーストの大テーマは病院の理念「科学的根拠にそった最良の医療を提供する(的な感じです)」を理想とした場合に発生する現状とのギャップ(問題)「科学的根拠が立証された患者ケアが行えていない」でした。

その1つとして「早期リハビリテーション」を挙げます。

理想は「ICUでの早期リハビリテーション の重要性が根拠と共に示されており、実施すべき」

現状は「しかし、自部署での早期リハビリテーション 着手率は低い」

なので、問題(ギャップ)は「自部署で早期リハビリテーションが実施されていない」です。

その原因は「 実施のための体制が整備されていない」「意識・知識の不足」などです。

よって課題は「早期リハビリテーション実施のための体制を構築すること」「看護師への勉強会の実施」となりました。

この骨組みに、現状のデータやガイドラインの引用を埋め込み文章にすることで1つ完成です。

このようにしてその他の「せん妄対策」や「抑制フローチャート導入」を看護管理的視点で考える事で自然と大テーマへの課題となり看護管理実践計画書ができました。

同じような構成は「患者満足度向上」や「新人離職率の改善」などの大テーマにも応用できます

大テーマは、自分の手がつけれる範囲で可能な限り大きい方が分解しレポートにできるので良いでしょう

読んでいただき、本当にありがとうございます。

今後、各教科の”まとめ”や、ファースト中の小話などを投稿していきたいと思います。

もし、今後役に立ちそうだなと、少しでも思っていただけたら応援お願いします。

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