こんにちは、なーさんです(Twitter)
ファーストレベル受講中は仕事とレポート作成に大忙し、今回は
『受講しながらレポートを作成する方法』をご紹介します
ファーストレベルでは各教科で15〜30時間の講義があり、合計すると最低でも105時間
そんな講義の後から自宅に帰ってレポート作成に取り組むのはとても大変なこと、
心境はズバリ
効率よくファーストレベル講習をのり越えたい・・・
だと思います、それは自然なことだし、そうあるべきです
僕もファーストレベル受講前には同じような心境でした
レポートの書き方系の本を読みあさりながら、効率的にやりきる方法を探し出会ったのが『マインドマップ』というツールです。
📌今回は、僕が講義中から実践した『マインドマップを使ったレポート作成術』を
- マインドマップがレポート作成にどう適しているのか
- マインドマップの方法
- 受講中の使い方
に分けて説明します💪
マインドマップを使わずとも、レポートの要点をおさえるための注意点を書いているのでご一読ください
なぜマインドマップがレポート作成に適しているか?
理由を述べます
📌思考の整理ツールだから
マインドマップを一言でいうと『思考の整理ツール』です
普及活動をしている団体によれば
マインドマップは、私たちの頭が自然に行っている思考プロセスを反映したノート法です。
頭の中で起きていることが「見える化」されるので、考え続けることが非常にラクになります。
『脳の思考プロセスである放射思考を反映したノート法』と定義されます。
マインドマップの学校より
何かを考えるとき、頭の中だけでやろうとすると混乱しますよね?
それはヒトの脳には限界があるから、、なので当然なんです
ならば、作業スペースを『狭い脳から広大なマップへ』移しましょう
大切なのは『まず書き出すこと』で、マインドマップはその『書き出し方法』にあたります
📌自分の思考の限界を超えて表現できるから
1回書いて体感することがもっとも早いですが、マインドマップを作っていると
はじめには考えていなかったことが思いついたり、ふいに物事がつながったりします
書いてみると、レポートを書くときに大切な論理的な文章の構造が出来あがるのが分かるはずです
📌並び替えが自由自在だから
レポート作成において必要なのは『書く内容』と『書く順番』で、マインドマップ上ではどちらも自由に変更が出来ます
職場のグループワークでおなじみの『付箋会議』、ブレーンストーミングとKJ法です
まず情報を多く収集して重複はまとめて並び替える、マインドマップで同じことができます
といっても想像がつきにくいと思うので、今回は実際の例を提示しますね
ヘルスケアシステムで使用したマインドマップ
ちょっとサイズが大きいですが
こちらが『ヘルスケアシステムのレポート作成時に使用したマインドマップ』になります
手順は後述しますが、受講中はもっと情報が多くゴチャゴチャしていました
それを『簡単に整理整頓』できるのがマインドマップの強みです
要所には根拠となる文献を使って権威性をプラス!
マインドマップを書くと、レポートの中で
ここは文献で強調しておいた方がいい
という所が分かりやすくなります
例えば「現代の病院には入院期間短縮が求められている」は厚生労働省の文章を参考したり、「早期退院を実現するために必要なこと」は専門家のコメントを引用しました
さらに、早期退院には『心身機能の低下を防ぐ』や『部署の連携をスムーズにする』が大事なのは少し考えれば自分でも分かりますが
それを「○○がこう言っている」と言った方が権威性があります
こういった補強ポイントは全体を俯瞰していないと見つけることができません
マインドマップは頭の整理ができ、レポートの『つながり』と『要点』を明確にすることができます
マインドマップの作成方法
📌紙かアプリか?圧倒的にアプリがオススメ
まず、マインドマップは本来『大きな紙を使ってカラフルに書くもの』です
しかし、受講で使うテーブルにはそんなスペースはありませんし、カラフルなペンを持ち歩くのも大変
何より、これまで説明してきた『並び替え』『すぐにレポートにできる』は、紙では不可能
その点、アプリなら『広大なマップ』に『カラフルな図』で『構成も自由自在』なマインドマップが作成できます
「あの人、携帯ばかり触ってる」と思われると嫌なので最初は紙でやりましたが、結局は二度手間なので途中からタブレットを持参しアプリに切り替えました。後ろの方に座ればいいんですけどね。
📌僕が使っているのは「SimpleMind」
アプリストアでマインドマップと検索すると10種類以上のアプリが表示されます
どれもそれぞれ良い点があるとは思いますが、いくつか試した中では「SimpleMind」が使い勝手が良く、現在も仕事やブログに使っています
このアプリには有料版と無料版があり、有料版ではデバイス間での共有(スマホとタブレット、スマホとPCなど)が可能になります
はじめは無料版で使っていましたが、手持ちのタブレットを活用できるので有料版を購入しました
以降、使い方を説明します
マインドマップを作るだけなら無料版でも十分
まず問題は『マインドマップが自分に合っているか?』です
合っていたら、受講前にアプリの操作方法に慣れておきましょう
実践
📌マインドマップの作成は以下の手順で行いました
- セントラルテーマ(中心)はレポートの課題、発表前なら教科名で
- 受講中に『聞いたこと』『考えたこと』はどんどん書き足し枝を増やしていく
- 知らないことは調べながら付け足す
- レポートの本筋となる枝を決める
- 不要な情報は削除したり遠くに配置
- 並び替えしながら、より説得力があり分かりやすい構成を見つける
📌「Simplemind」の使い方を説明します
枝の増やし方
1つのトピックを選択すると「+」と「✳︎」が表示されます
「+」は後ろに子トピックを追加します
「✳︎」は選択したトピックの兄弟トピックを追加します、この場合「使い方」が親トピックス
移動・整理のしかた
1つのトピックだけ移動する場合はサッと移動するだけ
以降の枝ごと移動する場合は、タップ長押しして移動
枝に関係なく複数のトピックを選択するなら空白を長押ししてボックスで範囲を指定
文章のアウトライン化(スバラシイ!!)
画面右上の設定ボタン(パレット横)を押すとメニューが開きます
アウトラインを押すと自動的にマインドマップがアウトライン(構造)化されます
並び替えもこの画面で出来ます
アウトラインの書き出し(有料版のみ)
有料版のみの機能になりますが、僕はこのために購入しました(900円くらいだったかな)
ただ、時短するには絶対に必要なので
ファーストだけでも元はとった!!
と思っています
有料版にはメニューに「マインドマップの共有」の項目があります
ここから
- 複数のデバイス間での同期
- 印刷
- アウトラインの持ち出し
などの便利機能が使えるようになっています(うまく出来ています)
出来上がったアウトラインをwordへ書き出せば、すでに文章の構成が完成しています
あとは数値を入れたり整えたりする程度でレポートが完成します
お疲れ様でした!
おわりに
今回は僕が受講中に実施していた『マインドマップで効率的にレポートを作る方法』をお伝えしました
レポートにかける時間は意識していないと膨大になってしまいます、マインドマップに限らず自分が早く書けるような取り組みを授業中から試してください。
みなさんに良い結果があることを、心より願っています
これからもよろしくお願いします😀
なーさん