ファーストって落ちたらどうなんの?
不合格の基準ってなに?
せっかく選考を通過し、高い授業料を払って受講するファーストレベルですが、最終的に不合格になったらどうなるんでしょうか?
僕も受講中は「もし落ちたら、職場の人になんと言えばよいのか?来年また受講できるのか?」など、不安になったものです。
今回は不合格についての個人的な考えと、合否の基準について改めて投稿します。
正直な話、不合格は聞いたことがない
このブログでファーストレベルの経験を投稿するにあたりいろんな所を調べています。
しかし、実際に「不合格になった」「翌年に再受験した」と言う話は聞いたことがありません。
考えられる理由は以下の2つです。
理由1:落ちたけど恥ずかしくて言えない(ネットに書けない)人が多い。
わざわざ、私は落ちました。と書く人はいないかなぁ、と思います。
理由2:そもそも、ファーストは合格させるのが目的なので落とさない
まだ初段階(ファースト)なので、落とすようなレベルではない、と言うことです。
個人的には、理由2が強いのでは?と思っています。
なぜなら、ファーストはその後にセカンド・サードが控えている、いわば”初心者の会”です。
レポートは最低点でも 「とりあえずクリアさせて卒業させる」と言う、暗黙の了解がありそうな気がします。
受講生を集める必要がある教育機関からしても「厳しすぎる」などの噂が立って希望生が減るのは好ましくありません。
なので看護協会よりは大学などが実施している方が優しいのかも‥?
それでも不合格になるのは”仕方がない理由”がある時?
とは言え、合格の基準が決まっている以上、それを満たさないと不合格になることはありえます。
ここで、改めて合格基準を見てみましょう。
合格かどうかを決めるのは、『出席時間』と『レポート評価』の2つです。
不合格になるのは「出席時間が不足しているとき」
ファーストレベルの評価は提出したレポートを採点して行われます。しかし、そもそもの出席時間が足りていないとレポートを提出する権利が与えられません。
最低出席時間はその単元の『4/5』。まずはこれが絶対の基準となります。また、出席時間はファースト全体ではなく各教科単独での計算なので注意が必要です。
例えば15時間の教科なら「15×4/5=12」12時間以上の出席が必須。
午前午後で別々の教科がある場合は1日休んだとしてもまだセーフ。危険なのはひとつの教科を丸一日書けてやる日です。例えば、終日ヘルスケアのみの日があったとして(うちは実際にありました)午前3時間、午後3時間で6時間休んでしまうと、1日の休みでもうアウトになります。
出席時間に関しては、教員のさじ加減ではもはやどうにもなりません。
各教科の概要と最低出席時間はこちらで投稿しています。
不合格になるのは「レポートの評価がD以下のとき」
レポートは採点基準に沿って「A・B・C・D・E」の5段階で評価されます(処によってはSを含む6段階)。
Dは60点未満のことで、多くの施設では1回のみ再提出が認められています。
僕がお話しした教員の先生は「何を書いているのか分からないレポートは再提出よ」と仰っていました。ちょっとした不自然な点には目を瞑っても、意味が全く分からない文章は評価もできない。と言うことでしょう。
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個人的な考えです。決して油断されぬよう・・・
今回の「不合格は聞いたことがない」「施設側も落とす気は無い」と言うのは、完全に僕個人の聞いたことです。(貴方のところにはめちゃくちゃ厳しい先生がいるかもしれません)
なので、この投稿の内容で油断しないでください。