どうも、なーさん(Twitter)です
皆さんはふと、自分は看護師として伸び悩んでいるな、と感じることがありませんか?
僕はメンタル弱めなんで、強がっててもたまにそんな気持ちになります
定期的に訪れるので対処法も確立しつつあるのですが、効率的に成長するためには『人の真似』が一番です。
今回は人を真似する大切さについて投稿します
真似することの大切さ
『人の真似をする』って言うと何か悪いことのように聞こえますか?
そんな事はありません
仕事の飲み込みが早い人は『他者の仕事』をよく見て真似しています
あれっ、いつ覚えたの?
◯◯さんがやってました!
てな感じ
反対に、いつまでも成長がない人は他人の仕事に無関心なことが多く、まさに手取り足取りの指導が必要になります
僕たちは何か始めようとする時、その方法をネットや本で調べますが、なぜ仕事では同じようにしないのでしょうか?『職場で使う仕事術の答えは』その職場で見つけるのが理にかなっています。
自分以外の人が上手くやっているなら、真似すれば自分も上手くできる
つまり『成長できる』という事になります
『真似が上手い人が成長する』のは社会全般に言える事です
例えば、皆さんがお手持ちのスマホ「iphone」を販売するAppleは、ユーザーにとって便利だと判断すればパソコンのマウスをはじめ数々の機能を他社製品から『まね』てきました。まさに「最初であることより、最高でいることのほうがよい」を体現した企業と言えます
人の真似して成長しよう
真似すると言っても、やみくもに取り組んでいては効果が得られません
日本の武道や茶道では、弟子が師匠に学ぶとき『守・破・離』のプロセスを重要視します
この『守・破・離』単にマネするだけでなく、最終的にはより良く改善する意識が必要です
これから、看護の職場での実践を体験談を交えながら考えましょう
同僚を観察する
まずは『同僚の仕事を観察する』を始めてください
たとえば、以下にあげる項目。あなたは同僚がどんなふうに考え実行しているか知っていますか?
- 多重業務の管理方法
- オペ出しの手順
- リーダー業務
よくみると必ず『自分と違うやり方で上手くやっている人』が見つかるはずです
ここで
自分は上の方で、参考にする人はいません。
と思った方は損をしています!!
後輩のやっている工夫がタメになる事だって多くありますよ!
後輩がやっていた電子カルテのテンプレート作成、マネしてみたら一度の作成でかなり時短になりました。後から習った人だけ知っていることも多々あります。
同じように「その人のことが好きか嫌いか?」も一旦忘れてよく見てみましょう
良いところを分析する
良い方法を見つけたら分析しましょう、分析には2通り
- なぜその方法が良い結果になるのか考える
- 本人に直接きいてみる
正直、本人にきくのが一番はやいです、分析することで真似する時のポイントが分かります
自分でやってみる
自分でやってみてこそ、その方法の真価が分かる
いわゆる『再現性』、そのままの方法で上手くいく場合はそれでOKです
ただ、やってみると意外に「自分には合わない」とか「もっとこうしたら良いかも?」などが分かるので更によい方法に改良できたりします
後輩のやっていたテンプレート作成をマネしたあとの話
記録委員さんと協力して病棟の全パソコンに記録の頻度が高い「褥瘡」「抑制」「ICの同席」のテンプレートを導入して、人のマネから自分の立場でできる貢献度の高い仕事に結びつけることが出来ました。
もちろん、◯◯さんにテンプレート教わってよかった〜っと感謝を伝えました
エビデンスだってマネする為にある
でもやっぱり、人のマネをするのは抵抗がある
という方もいると思いますが、そもそも僕たちが日頃大事にしているエビデンスやガイドライン
これは正に「この方法でやると結果が良かったよ、マネしてね!」という精神ですよね?
前人たちをマネて改善を積み重ねていくのが科学なら、『実践の科学』と言われる看護活動で他者をマネをしないのは看護を停滞させることになります
赤ちゃんだって、周りの大人をマネしながら成長します
まとめ
今回の内容を『まとめ』るとこうなります
- 人のマネができると成長する
- マネの対象は自分以外の全員(年齢・好き嫌い関係なし)
- マネしながら自分流を見つけよう
何かに悩んだとき、自分流で解決しようとすると答えが見つからずに辛い時期が続きます
成長するためには『誰かのマネをする』がまず効果的です